高橋裕之のシネマ感B

シネマコミュニケータ―称号授与20年目 尼崎から全国へ宣伝的に発信

アカデミー賞作品賞受賞「ノーカントリー」意外と社会派作品


アカデミー賞
”作品賞””監督賞””脚色賞””助演男優賞”の
最多4部門を受賞した「ノーカントリー」

イメージ的に言うと
異様な殺し屋が登場するバイオレンス、
その殺し屋に追われる男のスリラー、
トミーリージョンズの十八番
「追跡者」「逃亡者」のワンパターンと
思われがちですが
現代のアメリカの側面でもある
人間の本性のサスペンスです。

謎解き的なことはありませんが
前半から終盤まで
静寂な緊張感が襲います。

追われる男の運命は
非常な殺し屋の結末は?
後半の意外な展開には
恐れ入ります。

ラストの方の
真実は観客任せ感がありますが
見終わって落ち着いて考えると
表現されていない伏線が
1本につながります。

悪と善のあり方、
”守る”為の犠牲。
なんか色んな事を考えさせられます。

エンドロールまで見て
納得行かない箇所がありますが、
尻切れ状態の台詞、描写を
思い出してください。
「なるほど!」「納得」と
やられてしまいますよ。

コーエン兄弟の「オチ」が
理解できるでしょうか?
暗いイメージの作品なので
「じゃんじゃん的」解決ではありませんが。

見ている間に伝わらない良さが
この作品がアカデミー賞
受賞した要因ではないでしょうか?

どう解釈されるでしょうか?



鑑賞済になると
人と語りたくなる作品です。




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