高橋裕之のシネマ感B

シネマコミュニケータ―称号授与20年目 尼崎から全国へ宣伝的に発信

夏川結衣・ 根津甚八・寺田農 官能とバイオレンスのネオ・ノワール 「夜がまた来る」(1994年)シネマ神戸2公開中

官能とバイオレンスのネオ・ノワール
「夜がまた来る」(1994年)
(概要)
ヤクザ組織に潜入した麻薬Gメンの夫が殺され、
組織に復讐しようとする未亡人・名美と、
その彼女を助けるヤクザの男・村木による
ネオ・ノワール作品。
ほぼナイトシーン、長回しで展開する、
名美と村木の物語の集大成的な作品。
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また主人公は”名美”だと思ったが
ある意味、名美と村木の物語なんだ。
「ヌードの夜」の紅次郎は村木だったんだ。
繋がっているのか?ティストだけか?
もう石井監督のワールドに引き込まれている。
潜入捜査、殺害、レイプ、週刊誌問題と
今も生き続けている問題も含まれる。
石井組俳優が、メインキャストだったり
特別出演しているのも面白い。
石井監督の描く”愛”は複雑ですね。
(それが良いけど)
台詞と言うか状況が似てるシーンも。
ヤクザ組織の話だが
バイオレンスでないのが観やすい。
復讐は、そう簡単にはいかないね。
仲間割れも楽しめたり。
夏川結衣の初主演演技も体当たり。
終盤で「そうゆうことか」と納得。
ラストシーンは綺麗。
 
 
(C)テレビ東京キングレコード/ムービー・アクト・プロジェクト