
(概要)
第二次世界大戦下、
「マンハッタン計画」に最年少の18歳で採用され、
原子爆弾の研究・開発に携わった
天才物理学者テッド・ホール。
彼は開発に関わる国家機密をソ連へと密かに流していた─。
彼の動機は何だったのか?
一人の物理学者の大胆な行動が世界をどう変えたのか?
なぜ、同様の容疑で死刑判決が下った
ローゼンバーグ夫妻は裁かれ、
彼は裁かれなかったのか?
そして妻と娘たちは“スパイの父”と
どのように秘密を共有し、
共に生きてきたのだろうか?
後年、動機を「思いやり」だったと語るテッドが、
現代に“警鐘”を投げかける──。
米国で“タブー”とさえ言える「原爆投下」に
疑義を突き付けるテッド・ホールと家族の物語をひも解き、
大国の思惑を明らかにする
スティーヴ・ジェームズ監督最新作。
<高橋裕之のシネマ感>
「オッペンハイマー」は毛嫌いで
観てないのですが
こちらの方は観たいと思いました。
”原爆”を知ることで
それが”平和”に少しでも近づくのではと。
夫婦、家族の物語な感じで始まります。
貴重な写真や映像共に。
再現ドラマの挿入で
堅苦しいテーマに触れやすくなっている。
妻ジョーン・ホールによって
テッド・ホールの事が語られていく。
テッド・ホールも語りも。
“善””悪”を考えながら
原爆の情報をソ連に・・・
原爆実験の恐ろしい映像も。
テッド・ホールは対照的?
アメリカ側の映像だが(惨い」)
その後のテッド・ホールの想いに共感し
音楽やテレビショーに違和感。
サヴィの存在も大きい。
ドキュメンタリーと
実話を基にした映画の
2作を鑑賞している感覚である。
対ソの兵器だったのか?
全般に魅入ってしまう作品でした。
”原爆スパイ”と言う題名だけに
惑わされずに多くの方に観て欲しい。
各々が何かを感じたらそれで良い。
テッド・ホールの
ラスト・メッセージが
世界に伝わりますように・・・