高橋裕之のシネマ感B

シネマコミュニケータ―称号授与20年目 尼崎から全国へ宣伝的に発信

監督  荒井晴彦 原作 吉行淳之介 主演 綾野剛 映画『星と月は天の穴』12月19日(金)公開 R18∔

 

(C)2025「星と月は天の穴」製作委員会

 
2025年12月19日(金)公開
監督
原作
主演
映画『星と月は天の穴』R18∔
〇作品公式サイト
〇予告編
 
(あらすじ)
小説家の矢添(綾野 剛)は、
妻に逃げられ結婚に失敗して以来10年、
独身のまま40代を迎えていた。
心に空いた穴を埋めるように
娼婦・千枝子(田中麗奈)と時折り体を交え、
捨てられた過去を引きずりながらやり過ごしていた。
そして彼には恋愛に尻込みするもう一つの理由があった。
それは、誰にも知られたくない自身の
“秘密”にコンプレックスを抱えているからだ。
そんな矢添は、自身が執筆する恋愛小説の
主人公に自分自身を投影することで
「精神的な愛の可能性」を自問するように
探求するのが日課だった。
ところがある日、
画廊で偶然出会った大学生の瀬川紀子(咲耶)と
彼女の粗相をきっかけに奇妙な情事へと至り、
矢添の日常と心が揺れ始める。
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時代は1969年が舞台。
全編モノクロでパートカラー(赤)がある。
小説の主人公に自分を投影させる。
小説の実写部分が面白い。
観客は映画を観ているのに
現実の部分も小説に入り込んだ感覚に・・・
綾野剛は役を作るのが上手いと
本作を観ても思う。
1969年を感じさせる
美術、映像も凄いと思いながら楽しめる。
矢添の恋愛観も独特。
矢添と瀬川紀子の会話が良い。
作品全体が「読む映画」だ。
魅入ってしまって
記事が短くなってしまいましたが
自分的には、この世界観が気に入りました。
「火口のふたり」のティストはあるかも?
<映画会社への感想>
この作品の世界観に嵌まり
オンラインではあるが2時間観いってしまいました。
荒井組と荒井監督の信頼と遊び心も感じました。
原一男監督の出演者としての役柄の位置づけも。
「火口のふたり」のティストもあり
最終的に”21歳”というキーワードが
特に何にも繋がらなかったのが
自分の予想が外れました。
小説家で、劇中で小説の実写が出てきたりと
色んな形で楽しめましたが。
読んで観て感じての文芸的な作品だと思いました。
※関西公開劇場※
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