高橋裕之のシネマ感B

シネマコミュニケータ―称号授与20年目 尼崎から全国へ宣伝的に発信

ドキュメンタリー映画 『ぼくの名前はラワン』1月9日(金) 新宿武蔵野館  シネスイッチ銀座 他 全国公開

(C)Lawand Film Limited MMXXII, Pulse Films, ESC Studios, The British Film Institute
 
2026年1月9日(金)
全国公開
『ぼくの名前はラワン』
2022 年/イギリス/クルド語・英語・イギリス⼿話(BSL) /
配給︓スターキャットアルバトロス・フィルム/
 
〇作品公式サイト
 
〇予告編
 
(あらすじ)
生まれつき耳が聞こえない<ろう者>で
クルド人の少年ラワン。
イラクでの生活にラワンの将来を案じた両親は、
イギリスへ亡命することを決意。
難民キャンプで1年を過ごした後、
ある支援者の尽力で一家はイギリスに入国。
ラワンはダービーにある
王立ダービーろう学校に入学することに。
生まれて初めて手話を学んだラワンは、
先生や友達とコミュニケーションを取ることで、
周囲が驚くような成長を遂げていく。
そんな中、ラワン一家は突然、
イギリス政府から国外退去を命じられるのだった・・
高橋裕之のシネマ感>
【イギリス⼿話(BSL)】が
ラワンを変える・・・
ヒーリングな感じで始まる。
<章>仕立ての構成
1・選択
王立ダービーろう学校に入学する
ラワンの生活が始まる。
(ラワンの声ははっきり
話しかける人の声は遠くで聴こえる感じに)
観客は字幕を追いながら手話も見つめる。
兄の語りでの描写も。
ランの行動は微笑ましい。
手話との出会いが大きい。
母も語る。
2・あなたと同じ
ソフィー先生との出会いも重要。
イラクに住んでた時の苦悩も明かされる。
この作品はシーンが訴えて来る気がする。
3・サバイバー
また出会う、「ドラム」
4・発見
父も語る
ここでもラワンのポリシーが炸裂。
観客は自然を体感するに違いない。
手話よりも文字の方が切ない
”言葉”とは?
ラワンの話は
辛いイラク時代の事が多い
(ろう(聾)についてよりも)
5・勇気
新しいことに挑戦するラワンを見るのは
観客としては応援するが、少しヒヤヒヤ感
6・真実
再びイラク時代の事と
懐かしい思い出を語るが
侘しいと思うことも。
ラワン一家は、
イギリス政府から国外退去を
命じられるが
父よりもラワンの方が強くなっていて
幼さがなくなり大人だなぁと感じた。
7・信念
良いラストで
『ぼくの名前はラワン』と
聴こえてくる。
今までにあまり見た事のない
ドキュメンタリー映画の部類だった。
ラワンの物語であると同時に
家族の物語だった。
重く重要な数々のテーマを含んでいたが
意外と奥底のテーマは”平和”
ドキュメンタリーでも映画でも
手話を使う作品はあるが
”手話”が”主人公”な映画は初めて。
※関西(1月9日)公開劇場※
テアトル梅田
シネ・リーブル神戸