
(C)2022 Riceboy Sleeps Production Inc.
4月3日(金)公開
カナダ映画
『Riceboy ライスボーイ』
(あらすじ)
若くして恋人を亡くし未婚の母となったソヨンは
赤ん坊の息子ドンヒョンを連れて
カナダのバンクーバー郊外へと移住する。
ソヨンは工場で働きながら、言葉や文化の壁、
人種差別に直面する日々の中、懸命に息子を育てていく。
やがて16歳となったドンヒョンは
英語名“デービッド”を名乗り、
すっかりカナダでの生活になじんでいた。
しかし、彼の心の奥底では自身のルーツ、
特に一度も会ったことのない父親の存在への思いが
次第に募っていく。
そんなある日、二人に届いた衝撃的な知らせをきっかけに
母と息子は初めて韓国へ帰郷し、
悲しみの過去と対峙することになる
<高橋裕之のシネマ感>
16㎜フィルムで撮影された作品。
1960年ソヨン生れる
1990年のカナダいる
ソヨンと息子のドンヒョン
ソヨンの働いている工場内
ドンヒョンの通ってる学校内の
状況が描かれるが
やはり”アジア差別”は少しあるよう。
ソヨンは強い女性、強い母親である。
色々あったに違いないが
舞台は1999年へ。
高校生のドンヒョン
成長と共に時代も
少しは変わっているはずだが・・・
ソヨンの勤めている工場も
ソヨン自身もドンヒョンと同様に
少し変わって良い感じに。
アンソニー・シム監督が
二人を気にかけている
韓国系カナダ人サイモン役で
助演している。
(監督の想いが詰まった作品感に)
※アンソニー・シム監督も
8歳で韓国からカナダに
移住した経験を持つから
その辺の要素も反映していると思う)
ソヨンに”重大な事”が起こる。
※ネタバレ禁止で詳細は省く※
後半どうなるのか?
”重大な事”が
色んな面に影響しだす。
日本で言う「楢山節考」
的な話も語られるが~
ソヨンとドンヒョンは旅行へ
いや韓国へ帰郷
そこで過去の事が少し解明される。
ドンヒョンも引っかかっていた事が
解放された感じだ。
生れ変わったようだ
終盤に向けて”ルーツ”を悟る展開だった。
カナダ映画ではあるが
韓国映画のティストの部分も。
題名が『Riceboy ライスボーイ』で
ドンヒョン視点かと思ったが
ソヨン視点でもあった。
いや母息子の同時視点でもあり
大きくは”家族”、”一族”の
ひとつの終着点の物語でもあった。
凄く余韻を残す作品。
※京阪神公開劇場※
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