
(C)mm2 Studios Hong Kong
香港映画「香港の流れ者たち」
(HP)
(予告編)
刑務所を出たファイは雑多で陰鬱な街
深 水 埗(シャムスイポー)へ戻り、
ラムじいが出所祝いくれたクスリをさっそくキメる。
ホームレス仲間の皿洗いのチャン、
ヤク中のダイセン、車椅子のランたちと再会し、
ファイはまた高架下で暮らしはじめる。
ある晩、事前通告なしにやってきた
食物環境衛生署によって、
ファイたちは家も身分証明書も
何もかも失ってしまう。
新人ソーシャルワーカーのホーは
彼らのために裁判を起こし、
政府に賠償と謝罪を求める。
ホーはベトナム難民である
ラムじいの家族探しを手伝い、
ファイの健康を心配し通院を勧め、
彼らをできる限りサポートしていく。
ファイはハーモニカを吹く失語症の青年に出会い、
「モク」という名前を与える。
ファイはモクと新しい小屋を建て、
心を通わせていく。
建設中のマンションに忍び込み
見下ろした夜の深水埗の街には、
人々の生活の息吹が感じられる
まばゆい光の海が広がっていた。
ファイはモクに静かに語りかける。
「深水埗は貧乏人が住む町だ。
高級マンションを建てて、貧乏人はどこへ行く? 」
政府から賠償金として
2000 香港ドルずつ受け取れることになり、
よろこぶダイセンたち。
ただファイだけが謝罪なしの賠償金は
受け入れないと拒絶し、
彼らは散り散りになってしまう。
ひとり高架下に残ったファイ。
賠償も謝罪もないまま、
彼らは冬を越せるのだろうか…。
香港の知らなかった一面を
見た感じがした。
主人公ファイの物語であり
ホームレス仲間の物語である。
ホームレスの人権とは?が
テーマになっているが
窃盗、万引き、ヤク、
前科有という側面も。
”ホームレスに罪はない”
そうだけど・・・
絆であったり、自己嫌悪も
ちゃんと描かれている。
色々考えながら鑑賞した。
政府に賠償と謝罪を求める事が
取材されて広まると
応援する人たちが
自然と集まって来るようになり
少し趣が変わってくる。
重ためのテーマを扱っているが
そんなに暗くなく
前向きな作品だった。
「生きる」感が
ひしひしと伝わってきます。
後半に香港の夜景も映し出されますが
人々の明暗を表しているようです。
ラストは少し虚しい。
