高橋裕之のシネマ感B

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鈴木太一監督 映画「みんな笑え」パルシネマしんこうえん5月11日(日)公開


(C)2024 映画「みんな笑え」製作委員会
 

 
鈴木太一監督
映画「みんな笑え」
シネスコ105分
 
(あらすじ)
斎藤太紋(野辺富三)は、
落語の師匠で父でもある勘造(渡辺哲)の
高座名「萬大亭勘太」を襲名した
二代目の落語家で現在 50 歳。
母が数年前に亡くなっており、
認知症が進む先代の勘造はすでに落語家を引退、
出来の悪い太紋は日々怒鳴られながらも、
自宅介護しながら親子二人で細々と暮らしている。
有能な父と比べられることを嫌い古典落語から逃げ、
ウケもしない自作の新作落語ばかりを続けている太紋は、
まったく人気がない。
さらには、有能な弟弟子の勘乃助(今野浩喜)にも
陰で小馬鹿されている始末だ。
そんなある日、
売れない若手漫才師の濱本希子(辻凪子)が
寄席で太紋の高座を偶然にも鑑賞したことで、
そのネタが、かつて子供の頃に母の陽子(片岡礼子)が
カセットテープでよく聞いていた
落語のネタであることに気づく・・・
 
 
高橋裕之のシネマ感>
落語、漫才
経営難、介護のキーワードで始まる。
 
斎藤太紋の落語は聞きやすいと思うが
それだけではダメなんだね。
 
ここに来るまでの物語も知りたいが
「くそ」の台詞に反応してしまった。
 
斎藤太紋の落語界、社会での
葛藤が描かれている。
 
笑いの中のシリアスティスト。
 
辻凪子、演技爆裂やなあ~
 
萬大亭勘太と濱本希子が
絡んでいきながら話は進む。
 
落語イコール人生
台詞が、そこに繋がる。
 
そして面白い相関になる。
 
鈴木監督らしい
笑いネタ。
 
パンチ喰らう。
 
良い作品だと後半に改めて思う。
 
本当に悪い奴が出ない作品。
 
この映画が落語そのもの。
 
おあとがよろしいようで~