高橋裕之のシネマ感B

シネマコミュニケータ―称号授与20年目 尼崎から全国へ宣伝的に発信

映画「渇愛の果て、」


(C)野生児童
 
映画「渇愛の果て、」
 
<あらすじ>
山元眞希は、里美・桜・美紀の
4人から成る高校以来の親友グループに、
「将来は絶対に子供が欲しい!」と言い続け、
“普通の幸せ”を夢見ていた。
妊娠が発覚し、夫・良樹と共に
順風満帆な妊婦生活を過ごしていた眞希だが、
出産予定日が近づいていたある日、
体調不良によって緊急入院をする。
子供の安否を確認するために出生前診断を受けるが、
結果は陰性。
胸をなでおろした眞希であったが、
いざ出産を迎えると、
赤ちゃんは難病を患っていた。
我が子を受け入れる間もなく
次々へと医師から選択を求められ、疲弊していく眞希。
唯一、妹の渚にだけ本音を語っていたが、
親友には打ち明けられず、良樹と子供のことで悩む日々。
そんな中、親友たちは眞希の出産パーティーを計画するが、
それぞれの子供や出産に対する考えがぶつかり・・・。
 
高橋裕之のシネマ感>
取材をした上での
実話を基にしている作品
明るいスタートだが・・・
山元眞希の話であり
夫婦の話であり
また仲の良い4人組の話であり
各パートナーの話でもある。
ミュージカルっぽくにも。
産婦人科内も描かれている
少し軽すぎる?
夫(男)は妊娠、出産に関して
やはり温度差がある。
眞希には関西根性があるかも?
子供誕生から後半へ
喜んでばかりではいられないことが
でも眞希の決意は強い。
重いテーマが
ずっしりと来る。
辛い描写が続く・・・
映画の空気が180度変わる。
”普通”の言葉が突き刺さる。
複数の問題提議の含まれた作品。
医師、病院、母親、父親。
絶望
良いシーンが入りホッとする。
障碍はひとくくりに出来ない。
精一杯の喜び。
前向きな作品でした。
 
 
有田あん監督(脚本・主演)ZOOMインタビュー