高橋裕之のシネマ感B

シネマコミュニケータ―称号授与20年目 尼崎から全国へ宣伝的に発信

ドキュメンタリー映画 「リッチランド」関西7月20日(土)公開


(C)2023 KOMSOMOL FILMS LLC
 
 
 
 
<概要>
リッチランド高校の“キノコ雲”は
町のいたるところで掲げられ、
「原爆は戦争の早期終結を促した」と
誇りを口にする人々。
一方で「川の魚は食べない」と語る者たちは、
核廃棄物による放射能汚染への
不安を今も抱えながら暮らしている。
町の歴史を誇りに思う者がいる一方で、
多くの人々を殺戮した“原爆”に関与したことに
逡巡する者もいる。
そしてまたハンフォード·サイト自体、
ネイティブアメリカンから“奪った”土地だったのだ。
様々な声が行き交う中で、
被爆3世であるアーティスト·川野ゆきよが
リッチランドを訪れ、町の人々との対話を試みるのだが。
多くの犠牲のもとで、多くの命を奪い、
存在そのものが人類の脅威となってしまった“原爆”。
オッペンハイマー』のその後、
アメリカは“原爆”とどう向き合ってきたのか?
その罪と痛みを背負うのは誰なのか?
近代アメリカの精神性、
そして科学の進歩がもたらした人類の“業”が、
重層的に浮かび上がる叙事詩的ドキュメンタリー。
 
 
高橋裕之のシネマ感>
リッチランド」の日常が
まずは見せられる。
 
そして”核”についての
人々の考えが語られ
リッチランド」の有様も
教えられる。
 
”汚染の町なのか?””平和な町なのか?”
 
「安全」と言う言葉が
聞いていて引っかかる。
 
住人の”被爆問題”もあるんだと
認識させられた。
”原爆”は良かったとは言わないが
悪い事とも思わない。
 
この考えは米国では妥当寄りなのかな?
 
でも”浄化”されない場所は存在する。
 
劇中に流れる”歌類“の詞に
重みを感じる。
 
リッチランド」の街並みは
綺麗で平穏であった。
 
汚点も知ることが出来た。
 
被爆3世であるアーティスト·
川野ゆきよの活動も把握できる。
 
学生たちの会話シーンが
重要に感じた。
(校章が”原爆”)
 
この作品を鑑賞すると
あの「バービー」+「オッペンハイマー
「バーベンハイマー(Barbenheimer)」
も、お国柄が出すぎていた事項だと思った。
 
そして、この作品のテーマは
”歴史的事実”を知ること。
 
リッチランド」の人々にも
それぞれの事情、状況があり
十人十色の考え方があるということ。
 
 
京阪神公開情報>
7月20日㊏~
7/20(土) 12:20
7/21(日)~26(金) 12:50
7/27(土)~8/9(金) 時間調整中
以降は未定
兵庫県 元町映画館
7月20日(土)~
10:30
※27日28日休映
7月29日(月)~
13:30
7月26日㊎~
今年の8・15に向けて
鑑賞して欲しい