高橋裕之のシネマ感B

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ベルイマン監督の遺作?「サラバンド」


オペラ映画「魔笛」の
トークショーの仕事を受けて
イングマル・ベルイマン監督の
遺作とも?言われている最新作
「サラバンド」の限定公開で鑑賞しました。

ベルイマン監督、今年88歳。
1944年に「もだえ」という作品に
共同脚本で参加し
1946年の「危機」で監督デビュー。

1950年代後半に「第七の封印」や
「野いちご」を発表し
カンヌ映画祭・ベルリン映画祭・ヴェネチア映画祭という
国際的な映画祭で注目されました。

1960年代初頭「処女の泉」で
アカデミー賞外国語作品賞を受賞し
名声を確立しました。

1970年代以降も、
創作意欲は落ちることなく
傑作を生み出しましたが
1982年、再びアカデミー賞外国語作品賞に輝いた
「ファニーとアレクサンデル」を発表後
事実上監督引退宣言をしました。

しかし今年、20年ぶりの監督作としての
作品「サラバンド」が
正月作品として
ミニシアターなどで公開されました。

1974年度の「ある結婚の風景」の
続編とも言われています。

かって夫婦として生活をともにした男女が
離婚後30年ぶりに再会して
愛とは?人間性とは?をテーマに
繰り広げられていきます。

随所にベルイマン監督の
オリジナル性が強調されています。

プロローグからエピローグまで
10個の章に分けられています。
この手法は、
オペラ映画「魔笛」に
影響されているのかもしれません。

ハリウッド大作に
飽き飽きした時間に
鑑賞していただきたい作品です。




主な登場人物は
上の画像の4人です。

サラバンド

紀伊國屋書店

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